海猿
最強のツール
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「どんなに厳しい状況でも、可能性は必ずある!絶対あきらめるな!!」下川隊長の言葉を何時も思い出します。2004年から2012年にかけて製作された私の大好きな海上保安官(潜水士)物語。海上保安庁は日本の国土面積の約12倍もの広い海を守ってくれています。
その仕事は、海の警察、消防、海の環境保全、海図づくり、航路標識の設置にまで及んでいます。そんな海上保安官の中でも海難救助の最前線での活躍を期待され、水中での救助を行う死と隣り合わせの仕事。
わずか1%しか到達できない海上保安官のスペシャリスト(特殊救難隊)です。物語の中では幾つも幾つも苦難や災難が隊員たちに襲いかかり、外傷だけでなくメンタルも負傷し、ボロボロになりながらも一つの目標(人命救助)達成のため前進していく姿は、見てるだけで涙が出ます。
メンタルの弱い自分にとっては、とても勇気付けられます。昔、西宮市にある法務局に仕事とかこつけて足取り軽く到着するなり2階へ駆け上がりました。なぜって?法務局の2階には第五管区海上保安本部があるんです。
もちろん公務の邪魔にならないよう影から眺めていたんですけどね。停泊中の巡視船もタイミングが良ければ見る事が出来ました。濃紺の制服は本当にカッコよく見えたものです。
私は不動産業者。けっして海上保安官にはなれませんが、毎日安全な生活が確保されているのは見えないところで命がけで働かれていらっしゃる方々のおかげと感謝し、自分も自分なりに出来ることで何かの役に立てればこの上ない喜びだと再認識して頑張ろうと思いましたね。