日本で最も水深の深い淡水湖
田沢湖
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢
白銀の世界。何度も言ってますが、既に4月。東北の春はもう少し先ですね。三日目を迎え、更に東北の良さが体中を駆け巡って、早起きして出発です。
花巻温泉郷を後にし、約2時間かけて向かった第11の目的地は・・・。
ここ「田沢湖」です。
日本で最も水深の深い淡水湖。最大深度は423.4mあり、そのため真冬でも凍らないとか。日本百景にも選ばれています。
なぜここに来たかと言うと、その水深へ差し込む太陽の光がヒスイ色や深い藍色になると言われているからです。残念ながら晴れてはいるものの、その自然現象を今回は目にする事はできませんでしたが、すごく空気の透き通った穏やかで気持ちよく過ごす事が出来ました。
これは?「辰子姫」です。では辰子姫はなぜここにいるのでしょうか。
伝説としては、昔、子を望む夫婦の間に、ようやく授かった女の子がいました。辰の年に生まれたこの女の子が辰子。
辰子は幼少期、それはそれは女神ではないかと評判になるくらい美しかったとか。
ある時、水面に映る美しい自分の姿に驚いたそうです。そしてこの美しさを未来永劫のものにしたいと願うようになり、来る日も来る日も大蔵観音に願掛けをしたそうです。
迎えた100日目に観音様が現れ、願いをかなえる方法を授けます。しかしそれは、龍と化す方法だったのです。以来、龍となってしまった辰子は、ここ田沢湖の守り神となったそうです。
「蓬莱(ほうらい)の松」樹齢は300年くらいだそうです。不老不死の仙人が住むという蓬莱山にあやかってそう呼ばれるようになったとか。
御座石神社 秋田藩主佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際に腰を掛けて休んだことに由来するそうです。ここには、1本の木から7種類の木が生えた「七色木」や、辰子姫が飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、辰子姫が姿を映したとされる「鏡石」などがあるようです。
しかし、絵になりますね。鳥居から望む景色は、なるほどと思わせる何かがありました。
白いうさぎがお見送りしてくれました(笑)
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