大分県のフランスと豊後水道の活き魚
フランス菓子「パニエ」
〒8791506 大分県速見郡日出町3846番地17
今回訪れたのはこちら。フランス菓子「パニエ」
1995年6月移転オープンされたこちらのお店。
豊食の現代において、美味しいケーキ屋さんや有名なお店は数知れずあります。
もちろんどのお店も「商品」が命であるかと思いますが、此方のお店は、お店周りから楽しませてくれるちょっとした気配りが嬉しいんですね。
行けばすぐにわかりました。お客様に愛され、支持されていることが。
とにかく列が続きます。イベントが有る日でもなく、昼過ぎの日の高い時間帯ですよ。
びっくりしました。いつも思うことですが、「美味しい物」の「良さ」って何なのでしょう。
提供側は、徹底的に味やデザインを追求するため、その素材を原産地から厳選したりして日々の努力と苦労とゴール無き挑戦と、且つ、諦めることのない味へのこだわり。
そして、そこまで追及してできた我が子のような商品を、またその思いを世の中の人々に広く知ってもらい伝えてゆく営業(伝承者)も必要不可欠となりますよね。
そのことを、私はあまり知らずにいるんですよね。「あたりまえでしょ」って言ってしまえばそれまでですが。
資本主義の世の中、「弱肉強食、強い物が生き残り、弱い物は死んでゆく」。正直、場所が良ければ、近くに寄ったついでに購入するお客様や、テナント側の協力で集客を得たり、「ほっといてもこの通りならお客さんが来るよね」的なお店もあるように思います。
しかしながら、列を作るお店には、やはり「何かが違う」「他とは違う」ものがきっとあるんだと思います。
それは「商品力」だけでなく、人と人とを結びつける「感動」だと思います。人の心はそうそう簡単には動きません。疑心暗鬼になりがちな現代においては尚更です。
仮に「世界一美味しい物」があったとしても、それはただ存在しているだけに過ぎません。
それを誰がどんな思いで創り、誰から伝わり、誰から購入させて頂き、誰と頂くのか。そういうストーリーがあってこその事だと思います。
オーナー市原氏はおっしゃられています。「店を開店している間の時間は、全て自らが店頭での接客をやっていたから今こうして店をやれている」 と。
「そのことが今の自分の財産だ」と。
豊後水道の活き魚
〒879-7761 大分県大分市大字中戸次1261-14
続いてやって来たのがこちらのお店です。「池田屋」
佐伯漁港より豊後水道の活き魚を朝仕入れてくる非常に鮮度の高い厳選された旬の魚を丸ごと丼ぶりに乗せて頂く「得々海鮮丼」
凄ーいボリュームに心ドキドキです。やはり、魚は鮮度が命。
何とも言えないこの艶感。見ているだけで、顔がほころんできます。
大分県には、瀬戸内の周防灘から太平洋に臨む日向灘に至るまで759㎞の海岸線があり、110の漁港が立地しています。
このうち有名な漁港として第4種(県管理)「佐賀関」や「保戸島」があり、佐伯市には第3種(県管理)「松浦」と「蒲江」があるそうです。
「不動のチキン南蛮」なども種類も豊富。奥には座敷なども用意されていて、家族連れにも最高です。
ここ数年では、佐伯みなとお魚フェスタ実行委員会の皆様が主催となって、様々な催し物を開催してくれて、活気ぶりが伝わってきます。是非時間を見つけて参加したいですね。
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