中津からあげ
唐揚げの聖地
〒871-0053 大分県中津市古魚町1645
大分県と言えばもう一つ。そう、「唐揚げ」です。「中津からあげ からいち」
もともと、中津市内に唐揚げの専門店はなかったそうです。では、なぜ今この中津が「唐揚げの聖地」と呼ばれるに至ったのでしょうか。
今でも、九州地方において「福岡の鶏水炊き」「大分の鶏天」「宮崎の炭焼き地鶏&チキン南蛮」は超有名です。
しかしながらここ中津には鶏にまつわる郷土的なものはありませんでした。あるのは、「日本が戦後の食糧難対策として国が養鶏を奨励し、中津市内に養鶏場が多く存在した事」や「旧満州から帰還した方が中国の鶏料理を再現する事が出来た事」でした。
そんな中、1970年7月。とうとう大分県中津市三光原口653にお店を構える「総本家もり山」が初代の専門店として誕生しました。
紆余曲折、試行錯誤の末ここから一大ブームが加速します。2010年には聖地中津からあげの会が誕生し一大ブランドとしての地位を獲得、現在では「からあげフェスティバル」などの催しが開かれ、2019年には総重量1.6トンの唐揚げが振舞われました。http://karafes.com/karafes/nakatsu/
〒871-0024 大分県中津市中央町2丁目7番61
めちゃめちゃ盛況ぶりです!「昼ご飯唐揚げ、晩御飯唐揚げ」でしょうか?
現在では、中津市内だけでも専門店は30店舗以上あり、名実ともに「聖地」となっていますが、裏を返せば超激戦地。
生き残りをかけた熾烈な争いが繰り広げられているのでしょう。
よって、どこのお店もオリジナルにこだわり、味付けや風味や薬味が全て異なり、全く飽きさせません!基本ベースは醤油に生姜&ニンニクダレ。
〒871-0013 大分県中津市大字金手35-2
次から次へとお客さんが来店!よくよく見ていると、皆さん予約のお客さん!事前に注文あとは「取りに来る」だけ!「鳥肉」だけに!
とにかく驚くのは、店頭で注文を終わらせて、店内にて出来上がりを待っていると、続々とひっきりなしに人が入ってきます。
人気店ならではかと思いきや、ちょっと違うのは「事前予約して、家族分以上と思われる量の唐揚げをリズミカルで且つ、さっさと受け取って、帰っていくお客さんがめっちゃくちゃ多い」ということ。
地元では当たり前の光景なのでしょうが、これだけ見ても「あ~唐揚げは愛されているんだなぁ」と感じずにはいられませんでした。
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