すみよっさん!
住吉大社とは
〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9−89
「すみよっさん」住吉大社は大阪府大阪市住吉区住吉にある神社で、全国に約2,300社ある住吉神社の総本社。境内の広さは約3万坪!行けば分かりますね、めちゃくちゃ広い!
住吉大社を中心とした祭りに「住吉祭」があります。大阪を祓い清める祭りとして、「大阪三大夏祭り」の1つです。
私が受験した「建築士の試験問題」にも度々お目見え。
「本殿としては神明造・大社造・大鳥造と並んで飛鳥時代まで遡る最古様式に位置づけられている。切妻造、妻入とし、屋根は檜皮葺。内部は前後2室、柱は丸柱で礎石上に建てられ、正面中央の柱は板扉を設けている。屋根は反りがなく直線的」
ここまで覚えてないと回答できない程度。む、むずかしい。
「本殿」は第一本宮から第四本宮の4棟からなる「住吉造」(今ある建物は江戸時代後期の造営)となっています。この「住吉造」は、神社建築史上最古の様式のひとつと言われており、4棟とも「国宝」に指定されています。
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(息長足姫命)
古墳時代から「航海の神」・「港の神」として祀られた神社で、古代には国家的な航海守護の神や禊祓の神として、平安時代からは和歌の神として朝廷・貴族からの信仰を集め、江戸時代には広く庶民からも崇敬されていたそうです。
海上交通の守護神とする信仰が最もよく知られ、江戸時代には600基以上の石燈籠が奉納されています。
以前、大分県の「宇佐神宮」では「必ず、上宮・下宮とも参していらっしゃいませ」と申し伝えられました。「片参りとなってしまうから」と言う理由。ここ住吉大社でも本殿4棟全て参拝することを薦めていいますが順番はないそうなので「順番間違えた?」はないのでご安心くださいね。
近代に入ってからは豊臣秀吉の検地により、朱印地として住吉郷内2,060石が定められ、息子豊臣秀頼による社殿再興がなされたそうです。江戸時代には江戸幕府から崇敬され、徳川家康から引き続き朱印地として住吉郷内2,060石が定められたそうです。
外周に巡らされた瑞垣には、西側に幸禄門・幸壽門・幸福門がありました。そのうち第三本宮正面の幸壽門の門前には角鳥居が建てられていました。「角鳥居」の名は柱が四角柱でできているため、この形式のものは「住吉鳥居」とも称されるそうです。
角鳥居近くにある誕生石は、薩摩藩祖の島津忠久の誕生地と伝えられています。
摂末社は、摂社4社・末社25社の計29社とすごく多い。敷地内のあちらこちらに社がありました。
※摂社とは本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社。格式は末社より上位。
おすすめスポット
「本殿」や「住吉大社」境内にあるおすすめスポットをご紹介します。
「反り橋」
渡るだけで「お祓い」が出来てしまう「反橋」
池にかけられている橋は、通称「太鼓橋」とも呼ばれ「住吉大社」の象徴的な存在ですね。
長さ約20m・高さ約3.6m・幅約5.5mある「反橋」の最大傾斜は約48度。踏面が登るにつれて短くなっていくのでちょっと怖いかも。
「反橋」を渡るだけでお祓いになると伝えられているため、「反橋」を渡ってから「本殿」へ参拝に。
「おもかる石」
末社のひとつ「大歳社」の境内には、願い事が叶うかどうかを占ってくれる霊石があります。
参拝したあとで、ボーリング玉の二回り小さいくらいの石を持ち上げてみて重さを確認!一度石をおろし、今度は石に手を添えてから願い事!再度その石を持ち上げて、「最初よりも軽く感じたら」願いが叶う!そうです。
「五大力石」
第一本宮の南側にある「五所御前」。
ここにある小石の面に「五」・「大」・「力」と書かれた石それぞれを見つけて拾い、お守り袋に入れて御守にすると、5つの力「寿力」・「福力」・「智力」・「体力」・「財力」を授かり、願いが叶うとか。
「招福猫」
毎月「招福猫」という置物を授かります(500円/体)。ここからが変わってまして、偶数月は右手を挙げた「お金招き猫」を授かります。
奇数月は左手を挙げた「人招き猫」を授かるんですね。
また、招福猫にはサイズが「大・中・小」と分かれていて、小サイズを「48」体揃えると、中サイズの猫に交換していただきます。
続いて、中サイズの猫を左右に1体づつ揃えて、再度小サイズの猫を「48」体を揃えると見事大願成就となり、大サイズの猫を授かります。
ここまで最短で「24年」!やってみようかなぁ。
既に紅白の梅の花が咲き始めていました。寒暖の差が激しい中、元気をもらいました!
Comentários